解体におけるサービルの流れ

解体におけるサービスの流れ

建築物等の解体工事等の発注時における措置

特定建築材料が使用されている建築物等を解体し、改造し、又は補修する作業を伴う特定工事の実施の届出について、解体等工事の発注者又は自主施工者が行わなければならなくなります。

  • 発注者

・届出
・事前調査への協力
 費用の適正負担、調査に必要な措置
・工期、工事費等請負
 契約の配慮

  • 受注者

・事前調査
・発注者への事前調査結果の説明
(特定工事の場合は、届出事項も説明)
・事前調査結果の掲示
 

  • 特定工事の施工者

・作業基準の遵守 

事前調査

事業者は、建築物等(鋼製の船舶を含む)の作業、封じ込め又は囲い込みの作業を行うときは、あらかじめ、アスベストの使用の有無を目視、設計図書等により調査し、その結果を記録しておかなければなりません。調査の結果、アスベストの使用の有無が明かとならなかったときは、分析調査し、その結果を記録しておかなければなりません。また、これらの調査を終了した日、調査の方法及び結果の概要について、労働者が見やすい箇所に掲示しなければなりません。ただし、アスベスト等が吹き付けられていないことが明らかで、アスベストが使用されているとみなして対策を講ずる場合、分析調査の必要はありません。

特別教育

事業者は、アスベストが使用されている建築物等(鋼製の船舶を含む)の解体等の作業、封じ込め又は囲い込みの作業に 従事する労働者に次の科目について教育を行わなくてはなりません。

  • アスベストの有害性

  • アスベスト等の使用状況

  • アスベスト粉じんの発散を抑制するための措置

  • 保護具の使用方法(1時間)

  • その他アスベスト等のばく露の防止に関し必要な事項

作業主任者

事業者は、アスベスト作業主任を選任し、次の事項を行わせなければなりません。

  • 作業に従事する労働者が石綿粉じんにより汚染され、又はこれらを吸入しないように作業の方法を決定し、労働者を指揮すること

  • 保護具の使用状況を監視すること。

作業計画

事業者は、アスベストが使用されている建築物等(鋼製の船舶を含む)の解体等、封じ込め又は囲い込みの作業を行うときは、あらかじめ次の事項が示された作業計画を定め、当該作業計画により作業を行わなければなりません。

  • 作業の方法及び順序

  • アスベスト粉じんの発散を防止し、又は抑制する方法

  • 労働者へのアスベスト粉じんのばく露を防止する方法

届出

(1) 耐火建築物又は準耐火建築物における吹付けアスベストの除去作業については、工事開始の14日前までに所轄労働基準監督署長に届け出なければなりません。
(2) 次の作業については、工事開始前までに所轄労働基準監督署長に届け出なければなりません。

  • アスベスト含有保温材、アスベスト含有耐火被覆材、アスベスト含有断熱材の解体等の作業

  • 封じ込め又は囲い込みの作業

  • (1)以外の吹付けアスベストの除去作業

隔離・立入禁止等

(1) 吹付けアスベストの除去、封じ込め又は吊りボルトを取り付ける等の囲い込みの作業、アスベスト等の切断等の作業を伴うアスベスト含有の保温材、耐火被覆材、断熱材の解体等の作業を行うときは、次の措置を講じなければなりません。ただし同等以上の効果を有する措置を講じたときは、この限りではありません。 行うときは、当該作業場所をそれ以外の作業場所から隔離しなければなりません。

  • 作業場所の排気に、集じん・排気装置を使用すること。

  • 作業場所を負圧に保つこと。

  • 作業場所の出入口に前室を設置すること。

(2) アスベスト含有の保温材、耐火被覆材、断熱材の解体等の作業、(1) 以外の囲い込みの作業を行うときは、当該作業に従事する労働者以外の者が立ち入ることを禁止し、その旨を表示しなければなりません。 また、特定元方事業者は、関係請負人けの通知、作業の時間帯の調整等必要な措置を講じなければなりません。

(3) その他のアスベストを使用した建築物等(鋼製の船舶を含む)の解体等の作業においても、関係者以外の者が立ち入ることを禁止し、その旨を表示しなければなりません。

保護具等・器具等

(1) アスベストを含む建材等(鋼製の船舶を含む)の解体等、封じ込め又は囲い込みの作業をするときは、労働者に呼吸用保護具(防じんマスク)、作業衣又は保護衣を使用させなければなりません。また隔離した作業場所における吹き付けられたアスベスト等の除去の作業にあっては、呼吸用保護具は、電動ファン付き呼吸用保護具又はこれと同等以上の性能を有する送気マスク等に限ります。

(2) 労働者を臨時に就業させる建築物の壁等に吹き付けられたアスベスト等が損傷、劣化等に よりその粉じんにばく露するおそれがあるときは、呼吸用保護具、保護衣又は作業衣を 使用させなければなりません。

(3) 保護具等は、他の衣服から隔離して保管し、廃棄のために容器等に梱包したとき以外は、 付着した物を除去した後でなければ作業場外に持ち出してはなりません。

(4) 器具、工具、足場等について、廃棄のために容器等に梱包したとき以外は、付着したものを除去した後でなければ作業場外に持ち出してはなりません。

湿潤化

アスベストを含む建材等(鋼製の船舶を含む)の解体等、封じ込め又は囲い込みの作業をするときは、それらを湿潤なものとしなければなりません。